ハーブ&スパイスでナチュラル生活

ハーブやスパイスが食材と出逢ったときに魔法がかかる。キッチンで五感が満たされる旅へ。「料理はもっと自由にもっと楽しく」世界の食文化とその向こう側にある人や歴史に思いを馳せながら...

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レンズ豆の間引き菜で春の香りのグリーンペースト

春のたよりがあちこちで聞かれる季節になってきましたね。お世話になっている近江おごとハーブガーデンで去年の秋から栽培されているレンズ豆。そのレンズ豆の間引き菜でペーストを作りました!

 

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もくじ

 

 

レンズ豆の葉っぱ?間引き菜?成長過程って?

 

レンズ豆はよく見かけることもあるでしょうしカレーなどで食べたこともある方も多いと思いますが、では、レンズ豆ってどんな風に成長するかご存知ですか?

 

 

日本では育てている農家さんは殆どいないのかもしれません。(ご存知だったら教えてくださいね)多分、家庭菜園で育てていらっしゃる程度なのではないでしょうか。

どうして日本産のレンズ豆がないのか?多分、日本の冬が寒いのかなあ。量産できないのか。採算あわないのか??日本での育成記録のデータがないので何とも言えません。

 

私がお世話になっている近江おごとハーブガーデンでは、現在、レンズ豆やヒヨコ豆、そしてフェヌグリークも育てています。去年からの初チャレンジですが、現在は良い感じで成長してくれています。


秋蒔きのレンズ豆が成長してわっさわっさと隙間なく元気です!これを間引いていかないといけないのですが、多分間引くほうが多くて残すのはわずかだと思います。

 

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見た目はカラスノエンドウですよね!確かにマメ科なので似ているのも頷けますが、畑にレンズ豆ってちゃんと名前がついていないと雑草と間違えて引っこ抜いて処分しそうです。

(カラスノエンドウも食べられますけどね)

 


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日差しが心地よかったので、てんとう虫ちゃんも😊


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大量にあるレンズ豆の間引き菜は美味しく食べられます。塩茹でで和え物、炒め物、天ぷら?そのあたりも飽きてきたので、今回はペーストにしてみました。

 

ペーストなら大量消費できそうです。笑

レンズ豆の葉っぱと茎は生で食べても甘さがあるので、ペーストでも美味しいはず!しかもしばらくは冷蔵庫で保存できます。冷凍しておけばさらに保存も可能。

 

では材料とレシピです。

 

 

材料

分量は目安になります。

味見しながらお好みで調整してください。

 

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レンズ豆の葉と茎 両手に山盛り
ニンニク 4片
オリーブオイル 大さじ1〜2
フェンネルシード   小さじ2 潰したもの
天然塩 大さじ1
ケイパー   大さじ2  つけ汁も
レモン汁   少々

 

 

作り方

すべてをフードプロセッサーに入れてまわすだけ!

 

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途中で味見をして、塩加減やオリーブオイル、レモン汁などを加えてお好みに調整してください。

 


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爽やかな春の香りのペーストができました!

作りたてより、2、3日冷蔵庫で寝かせたあとのほうが旨味が増しましたよ。

 

 

 

使い方

パスタにあえるのもいいですし、

 

このようにライスバーガーのソース代わりにしたり

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鯖の塩焼きと合わせたり。油の乗った鯖に爽やかなペーストがとても合いました!


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春の野草でペースト作り

色々な間引き菜や、野草でペースト作りも楽しいかもしれませんね。ただ、春の野草や野菜はアクが強かったりする場合もあるのですが、アクは取りすぎても美味しさが半減します。しかし、たくさん摂りすぎるのもよくありません。

 

ペーストにするには、どんな植物、野菜、ハーブでもたくさんの量で、ほんのわずかにしかなりません。つまり食事でペーストを使用するときは、少なくても十分だってことですね。過ぎたるは及ばざるがごとし。ほどほどにってことですね、