先日、近くの道の駅でパクチーを見つけたんですが秋の収穫品でしょうか。やっぱりこのコを見ると、お口の中はエスニックを求めてしまう。
ちょうど、今の期間、スパイスアンバサダーとして『世界のパーティーメニュー/アメリカ大陸編/北米・中米・南米』がテーマだったので、セビーチェを思いつきました。
もくじ
セビーチェ(ceviche)とは
セビーチェ(セビチェ/セビーシェ)は、南米の国ペルーの魚介類を使ったサラダまたはマリネに近いものです。
魚介類と野菜を、レモンの酸味や青唐辛子の辛さ、そして複数のスパイスやコリアンダーリーフ(パクチー)などのハーブ一緒に混ぜ合わせていただく料理。ペルー料理は地域によっても違いますが、太平洋に面した地域だと魚介類を使う料理が多く、日本人の口にも合うものが多いのではないでしょうか。
和の薬味とスパイスで日本の旬を取り入れたセビーチェ
セビーチェといっても、日本の今の季節を感じたい。常に旬を大切にしたいという気持ちがあるので、今回は、セビーチェに欠かせないレモンの代わりに、ちょうど黄色に色付いてきた『柚子』と『実山椒の塩漬け』、そして、『柚子胡椒』を使います。
エスニック料理に柚子胡椒はとっても役立つ!
実は柚子胡椒は、青唐辛子と青柚子の果皮を使っているペーストなので、エスニック料理で青唐辛子とライムを使うレシピにはよく使います。青唐辛子は日本では夏から秋に収穫されたときに出回るくらいでなかなか手に入りにくいので、柚子胡椒で代用しています。市販の柚子胡椒で十分なんですが、今回は自家製の柚子胡椒を使いました。作り方のページは最後にリンクを貼っておきますね。
材料 2人分
- エビ 8尾
- タコ 約60g
- きゅうり 1本
- トマト 1個
A
- 柚子胡椒 小さじ2
- パクチー 数本 葉を柔らかい茎の部分を使う
- 柚子 皮と果汁 適量
- 山椒 約10粒
- 酢 小さじ1
- 天然塩 小さじ1
- ブラックペッパー 少々
- コリアンダー 少々
- レッドペッパー 少々
- オリーブオイル 少々
エビの下処理用
- 片栗粉 大さじ1
- 料理酒 大さじ1
作り方
- エビの下処理。殻を取り背わたと尾を取り覗いて食べやすい大きさに切ったらボウルに入れて、片栗粉と酒を加えて入れて混ぜ合わせて、臭みと余分な汚れを吸収させてから洗い流しておく。
- タコは食べやすい大きさに切ったら、1と合わせて鍋にお湯を沸かし下茹でしておく。
- キュウリとトマトは食べやすい大きさに切る。
- 2と3をボウルに入れて、Aをすべて加えたら、ボウルの底から返すようにして丁寧に混ぜ合わせて、味がなじんだら器に盛りつける。
和の薬味とスパイスとパクチーの見事な味のコラボです!ここまで素晴らしいハーモニーが出来上がるとは、自分でもちょっとびっくりです。
この場合、パクチーがよい旨味成分の役割を果たしているような気がしましたね。パクチーの香りだけで敬遠される方は想像もつかないかもしれませんが、パクチーには独特の甘さがあり、それが他の薬味やスパイスと合わさって、正直、完璧な旨味の演出となりました。
実現しなかったペルー旅行に想いを馳せる
かれこれ5年前ぐらいでしょうか?友人2人とペルー旅行を計画していたのです。
「ペルーに前から行きたかった。」という友人のひとことで、ペルー旅行を計画。旅行代理店に行って相談してコースも決めて前金払って仮押さえまでしたんですが、結局方向転換!笑
理由は、、旅行代金が高過ぎた。なんせ遠い!日本の裏側なので時間もお金もかかるわけで。。
その友人たちと海外へ行くのは初めてで(国内旅行は何度かした)しかも50万もかけて行くべきか?その前にもっと安くで行けるとこいっぱいあるし、50万出したら2、3回は行けるなぁ、、と思い出して、結局、ベトナム行きに変更しました。笑
確かに、南米アンデスの国々はまさに異郷感半端なさそうだし、マチュピチュもあこがれたし、ついでならイグアスの滝もいってみたかったんですけどね。。。ペルーに行くなら。
ベトナムは行ってみたい国のひとつでしたし、食の面からもとても興味があったし、その友人たちともよく京都のベトナム料理食べ歩いてました。だからみんなベトナムは興味あり!しかも安い。笑
でも、ペルーの食文化にも興味があるので、海側と山側を巡る旅はきっと楽しいはず!いつか、お金と時間と体力があれば、行ってみたいなあとは思っています。それまではペルー料理で楽しんでおきましょう^_^
◆自家製柚子胡椒のレシピ
#スパイスで世界のパーティーメニュー #アメリカ大陸編 シリーズ
第2弾
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