保湿クリームを作りました。手作りだと、精油を使うので、香りもお好みで選べますし、クリームのテクスチャー(肌触り感 、クリームのサラサラ感やしっとり感など)も、思いのままに作れます。お顔に使うローションや保湿クリームは、香りを鼻からダイレクトに吸収するので、香りの効果も体や心に伝わりやすいですね。
なによりも、素材を自分で選べるので安心です。
もくじ
保湿クリームの材料と作り方
ミツロウを加えるのでしっかり保湿力の高いディープなクリームです。
準備物
- ビーカー2個(100ml)
- 浅い鍋
- コンロ (またはIHヒーター(鍋はIH対応で))
- 混ぜ棒
- ミニ攪拌器
- クリーム容器
材料
- Aミツロウ 5g
- Aシアバター 15g
- Aホホバ15g
- Aヒマワリ乳化ワックス5g
- 精製水 60g
- 精油 10滴
今回使用した精油です。お顔に合う香りは好きな香りを選んでください。
フランキンセンス5
サンダルウッド2
イランイラン1
ベチバー1
ヘリクリサム1
パルマローザ 1
ローズマリーシネオール2
合計 約 80g
作り方
- Aを耐熱用ビーカーに入れる。
- 別の耐熱用ビーカーに精製水を入れる。
- 1.2を同時に鍋で湯煎にかけて、Aのビーカーは混ぜ棒でゆっくり混ぜて透明になるまで湯煎する。
- Aが綺麗に溶けて液体になり、両ビーカーが50度ぐらいの(少し熱いぐらい)になったら、湯煎から取り出し、Aのビーカーに温めた精製水を3回ぐらいに分けて注ぎ入れ、クリーム状になるまでミニ攪拌器でしっかり混ぜ続ける。
- 精油を入れてさらによく混ぜる。
- ゴムベラなどを使って、煮沸消毒した容器に移す。
今回使用した精油について
フランキンセンス カンラン科 樹脂
年齢によるシワたるみを引き締める。
呼吸を深め、心を落ち着かせる。
美肌効果は古代エジプト時代から有名。
サンダルウッド ビャクダン科 樹脂
乾燥した肌に保湿をあたえる。炎症、肌荒れにも良い。
こちらもフランキンセンス同様、樹脂系なので、呼吸器系の炎症、喉の痛みにも効果的。
イランイラン バンレイシ科 花
肌に潤いを与え皮脂のバランスを整える。滑らかな肌へと導く。女性のエネルギーを高める。
ベチバー イネ科 根
乾燥を防ぐ。肌の炎症を鎮静させる。心を鎮めてグラウンディングに良い。
ヘリクリサム キク科 花
スキンケアによく使われる。抗炎症作用 細胞賦活作用により、老化した肌にもよい。
パルマローザ イネ科 葉
保湿にすぐれている。抗炎症、抗菌、抗真菌作用。肌の調子を整える。
ローズマリーシネオール シソ科 葉
毛穴を引き締めて肌に張りをあたえる。抗菌作用。抗酸化作用が高い。
気持ちも引き締まり、特に朝のローションやクリームにおススメ。
お顔への作用だけでなく、スキンケアするときに香りが心身にもたらす作用も、綺麗になることへ導いてくれるので、香りって大切ですね。
おわりに
精油については、ひとつひとつ書き出すととても長くなるので、簡単な説明にさせていただきました。
今回のブレンドは、あくまでも私好みの香りです。どちらかというとオリエンタルな香りかな。そこにローズマリーをあえて加えて、香りが濃厚になりがちなブレンドにシャキッと感をプラスしました。
私好みということは、きっと、今の自分に必要な香り。ということなんでしょうね。^_^
手作り化粧水 ハーバルローション
本日もお読みいただきありがとうございます。