市販のスポーツドリンクが甘いと感じたり苦手な方は、ハーブを使って手作りのスポーツドリンク(イオン飲料)はいかがでしょう。
甘さや味もお好みで調整できますし、添加物もなく安心です。こまめな水分補給で熱中症や脱水症状にならないように、保冷できるマイボトルに入れて持ち歩きもできますよ。もちろん運動するときにも欠かせません。
もくじ
植物にとって、太陽の光はなくてはならないものですが、さすがにガンガン照り続ける太陽光線、紫外線などから「暑くてたまらない〜影に入ろう」と私たちのように自ら移動することは出来ません。
植物が持つさまざまな成分は、彼らが自分たちの身を守るために自らが作っているもの。
特にハーブやスパイスには強い抗酸化力があるため、大昔から人類はその恩恵を生活に役立てていて、今日まで受け継がれています。この時期、勢いのあるハーブは、一年の中でも一番力強いです。ぜひ活用したいものですね。
ハーブを使った手作りスポーツドリンクの材料と作り方
オススメは、ハイビスカスとローズヒップの組み合わせ。色も鮮やかで見た目にも元気がでますよ。
ハイビスカスのクエン酸は疲労回復、強壮作用もあり、夏バテ防止に役立ちます。
ローズヒップは、「ビタミンCの爆弾」と言わていて、レモンの20倍のビタミンCが含まれていることはご存知の方も多いと思います。
そして、ビタミンCを無駄なく体内に吸収してくれるビタミンPもしっかり含まれています。ローズヒップのビタミンCが熱に強いと言われるのはこのためです。
また、カルシウムや鉄分などのミネラルも豊富なので、汗とともに流れてしまうビタミンCやミネラル補給にもいいですね。
さらに、ハイビスカスにもローズヒップにもポリフェノール類が豊富に含まれていますので、暑さや紫外線によってダメージを受けて溜まった体内の活性酸素を除去してくれることでしょう。
では、材料と作り方です。
材料
- 水 1リットル
- ハイビスカス 大さじ1
- ローズヒップ 大さじ1
- はちみつ 大さじ3
- 天然塩 小さじ1/2
作り方
- ハイビスカスとローズヒップを大きめのティーポットに入れたら、沸騰したお湯を注ぎハーブティーを作ります。茶漉しで、漉したあと、天然塩とはちみつを加えて、冷ましたら出来上がり。
★冷蔵庫に保存して2日以内に飲みきりましょう。
★ハイビスカスやローズヒップの代わりに、フレッシュなペパーミントやレモングラス、レモンバーベナなど、飲みやすい味のハーブを使うのもおすすめです。
★残ったローズヒップは柔らかくなったら食べることもできますよ。ハイビスカスは食べるにはちょっと硬いですね。
★塩分濃度を0.1〜0.2%で、糖度を3〜5%を目安にして、味はハーブの他にも新鮮な果汁を絞っていれるなどお好みの味で作ってみてください。
基本のスポーツドリンクのレシピ
基本となる、シンプルな手作りスポーツドリンのレシピもご紹介しておきますね。
- 水 1リットル
- はちみつ 大さじ3
- 天然塩 小さじ1/2
- レモン果汁 小さじ1
★レモンの代わりにグレープフルーツやライムなどでもOK。ハーブが手に入らない方は、これでも十分です。
こちらも夏におすすめのドリンクです。
おわりに
まだまだ梅雨空で、今年の夏はどうなることやら。去年の今頃は、40度越えの猛暑日が続いていましたよね〜。想像するだけでぞっとします。今から対策を考えておきましょう。
夏の暑さは、食欲減退、消化不良、食あたり、体力消耗、倦怠感、紫外線による光老化など、身体にも美容にもそして精神的にも影響を及ぼして、ストレスとなり、いわゆる夏バテの症状になりがちです。
気付かないうちに脱水症状を起こしたり、熱中症、熱射病となるので、気をつけてくださいね。
夏の暑さは激しいけれど、楽しい思い出作りの季節でもあります。体調管理をしっかりして、素敵な夏をお過ごしくださいませ。
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