ファイヤーサイダーは、免疫力を高め、消化を助け、寒い冬に体を温めるハーブ強壮剤です。秋に仕込んでおくと冬に家族の健康維持に活躍してくれます。
基本的なレシピとして、生姜、ニンニク、玉ねぎ、などの根菜類、柑橘類、ハーブやスパイスをアップルサイダー(純りんご酢)に漬けて保存して作ります。
材料はそれぞれの家庭によって少し変わってくることもあるので、分量にあまりこだわり過ぎずに、楽しんで作るのがいいですね。
もくじ
ファイヤーサイダーとは?
ファイヤーサイダーとは、もともとは、秋の収穫後、青唐辛子やハラペーニョ、ニンニク、生姜、など辛味のある野菜と、甘味や酸味のある果物、自然の薬効成分が多いハーブやスパイスを、これまた、りんごを収穫した時に作る、りんごをゆっくり自然発酵させた「アップルサイダービネガー」(りんご酢)に、全部を漬け込んで作るもの。
りんごの生産量が多いアメリカでは、自家製アップルサイダーがよく作られているようで、言ってみれば、『おばあちゃん秘伝の風邪の特効薬』として伝わっていたのでしょう。それを海外のハーバリストたちが取り上げて、大流行した時期がありました。
身体をあたためる作用を持つ野菜やハーブ・スパイスが使われていて、他には、抗菌作用や抗酸化作用、免疫力賦活作用、強壮作用もしっかり持ち合わせている植物たちです。
材料
決まりはありません。だいたいの目安です。
500ml容器
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粉わさび(西洋わさび)練って辛くなったもの 小さじ2
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玉ねぎ 1/4個
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ニンニク 1片
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生姜 1片
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ターメリック 小さじ1〜2
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ブラックペッパー 粗く挽いたもの 小さじ1
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ローズマリー 適量
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クローブ 10粒ほど
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鷹の爪 2本
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季節の柑橘類 適量(今回は、レモン 1/2個・オレンジ 1/2個)
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純リンゴ酢 全ての材料がかぶるぐらい
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ローハニー 大さじ1 ( 生ハチミツが好ましいがなければ一般的なハチミツでも可)
★日本の野菜売り場にたまに売っている根茎の本わさびより、西洋わさびが原料になっている『粉わさび』で十分です。西洋わさびの方が辛いのでファイヤーサイダーにはおすすめ。
★季節の柑橘類は、出来るだけ無農薬がおすすめですが、入手困難な場合は、重曹水に浸けてしっかり洗ってください。
★柑橘類は、日本だと柚子やスダチなど色々あるのでそれでもいいですね!これなら無農薬が比較的入手しやすそうです。
↑ワークショップで作ったときの様子
作り方
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消毒したガラス瓶に、材料で、大きいものは適当な大きさに切り、順番に入れていく。
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純リンゴ酢を材料が全てかぶるまで注ぎ入れて蓋をして冷暗所で1ヶ月保存。
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発酵途中で瓶を回したり、ガスを抜いたりする。
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一ヶ月経ったら漉して液体だけを別の容器に移して冷蔵庫で保管。
使い方・飲み方
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原液を小さじぐらい、または、大さじ1杯をコップ1杯の水またはお湯に薄めて飲む。
注意点
お酢を使っているので、原液を飲む場合は、空腹時は避けるようにしましょう。
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季節のヨガと養生ごはんの後のファイヤーサイダー作りワークショップ様子
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