ハーブ&スパイスでナチュラル生活

ハーブやスパイスが食材と出逢ったときに魔法がかかる。キッチンで五感が満たされる旅へ。「料理はもっと自由にもっと楽しく」世界の食文化とその向こう側にある人や歴史に思いを馳せながら...

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ハーブの王様☆バジルの収穫とバジルペーストとバジルチンキ作り

庭のバジルで簡単に美味しいバジルペーストを作って冷凍しておくと、長期間美味しくバジルが頂けるので、バジルが元気なときに、どんどん収穫して、たっぷり作り置きしています。様々な料理に使えてとても便利です。

 

もくじ

 

 

ハーブの王様と言われるのは、バジルの学名から来ているんです。学名は、Ocimum basilicum。その語源となったバジレウスは、古代ギリシャ語で「王」を意味します。

確かに、バジルはイタリアン料理だけでなく、あらゆる料理や調味料としても、さらにハーバルメディスンとしてチンキにしても使えます。

 

 

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バジルは真夏の暑い時期にとっても元気になりますよね。やはりインドや東南アジアという暑い国が原産地なので、私たちが夏バテで食欲も落ちる猛暑の時期に、彼らは急に勢いよく艶やかな葉を茂らせて、どんどん大きく育ちます。

そのかわりに、寒いのは苦手!なので日本では一年草として扱われます。種子を収穫しておいて来年の夏前には撒いておくとまた夏に美味しいバジルちゃんに出会えますよ。

 

 

 

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収穫からバジルペースト作りまでを動画で編集してみました。

 

(文字や声を編集したいけど、まだまだ時間がかかってしまうので、コツとスキルアップが必要です…)

 

 

 

バジルペースト

 これさえ作り置きしておけば、パスタや、魚料理、肉料理にも使えますし、サンドイッチやハンバーガーのパンにマヨネーズがわりに塗ったらとっても美味しいですよ!

 

自家製ハンバーガーの記事で、簡単にレシピはお伝えしましたが、改めてこちらでもご紹介させていただきます。

 

材料と作り方

 

材料 
  • バジル  60g
  • ニンニク 1〜2片(お好みで)
  • 天然塩  小さじ1〜2
  • エキストラバージンオリーブオイル  100cc
  • ペパーミント  少々(お好みで)
  • オレガノ  少々(お好みで)

 

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作り方

バジルを計り、オリーブオイルはまずは半分と、その他の全ての材料をハンドミキサーに入れて回します。途中で残りのオリーブも足して滑らかなペーストになれば出来上がりです。

 

 

バジルペーストをちょっとアレンジ♪

今回は、バジルだけでなく、一緒に収穫した、イタリアンオレガノやペパーミントも少し入れてペーストにしてみました。

少しだったので、ほとんどバジルの味ですが、分量によってほんのりと爽やかな味に仕上がりますよ。ハーブを色々育てている方は、ぜひ一度試してみてください。


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バジルペーストは、冷凍すると固くなりますが、スプーンが入るぐらいなので問題なく使えます。固くて取りにくいのは「イヤん」という方は、ジッパー付きの食品冷凍用のビニール袋に入れて平らにして小分けで保存するといいですね。(私はその袋をたくさん使って捨てるのが「イヤん」なので、チカラずくで(そんなに大したことはない)冷凍の瓶からほじくってます。笑

 

 

長持ちさせるちょっとしたコツ

  • 空気を嫌うので、必要な分だけ取り出して、また冷凍庫へすぐに戻すことをおすすめします。ペーストが減ってきたら、瓶の中のペースト表面にラップを密着させてから蓋をしておくといいですね。

 

  • 瓶の内側壁面についたペーストなどもちゃんとペースト面に戻してあげること。瓶の口にペーストがついたまま蓋をしたりするのはもってのほかです。そんなちょっとしたことが、手作りのものを、長く美味しく頂けるコツというか、人によってはきっと当たり前にされていることですよね。

 

 

 

 

 

バジルのチンキ

バジルは殺菌力も強いので、チンキも作っておきました。今年は、職場で蜂にさされた人が多かったんですが、蜂の毒出ししたあと、バジルの葉っぱを揉んで擦り込んでラップで固定して冷やしておいたら腫れが治りました。バジル効果に改めて驚きました。虫刺されや、傷にも良いそうです。

 

材料

  • バジルの葉 
  • 無水エタノール

 

作り方

  1. バジルを用意した瓶いっぱいに詰めて、無水エタノールをバジルが隠れるぐらいに注いで蓋をする。以上です。

 

1ヶ月ほど保存しておいたらバジルの色と成分がすっかりエタノールに移ります。そうなるとバジルの葉っぱは茶色くなってカラカラになるので(かわいそうなぐらい。でも成分はしっかり利用させていただくのでバジルちゃんには感謝)取り出します。

 

 

応用編として

1週間ぐらいしてバジルの葉を取り出してまた、新たにフレッシュバジルをその瓶に追加します。これでより濃厚なバジルチンキが出来上がります。

 

実は、これは、先日のシャルロット・ムトロさんの講座で教えていただいたのですが、ちょっと目から鱗で、確かにそうだよね〜、一回だけじゃなく、2回ぐらい抽出してあげると、より効果的なチンキが作れそうですね。

 

 

つけ始めはこんな感じ。


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2、3日でこのぐらいエタノールが綺麗な濃いグリーンになります。いわゆるウルトラ抽出と言われるものです。(ウルトラ抽出法については改めて)もう少しこのまま保存しておきましょう。


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注意すること

ただ、数回くりかえすことで、アルコールの中のバジルの濃度が強すぎて肌がかぶれたりすることはないのかなあとも思いますが、精油よりは全然薄いので問題ないかとは思いますが。ここは改めて確認してみますが一応2回までは問題ありません。(精油に関しては、植物の天然100%ですが、とても高濃度なものなので、肌につける場合は、必ず希釈して使う必要があります)

 

〜補足〜

バジルの精油はあまり知られていませんが、とてもすぐれたも効果を発揮してくれるのですが、使う量には注意が必要な精油のひとつです。

なので一般的にはあまり流通していませんが、実際にはバジル精油はメディカルレベルのアロマテラピーとして使われています。それだけプロフェッショナルな知識が必要な精油です。

 

 

 

◆ バジルペーストを使ったレシピ

www.naturalstylelife.com

 

◆ こちらはパクチーペースト!このペーストもパクチー好きにはたまりません。フレッシュなパクチー苦手な方にも人気ですよ^_^

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

 

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