この時期は、私はいつも梅仕事よりもドクダミ仕事です。庭のドクダミを育てて毎年色々仕込みます。ハーブ愛好者の間では珍しくないこの時期の手仕事ですね。そして写真も楽しむ、ひとりドクダミ祭り。笑
ドクダミの仕込み
- 乾燥させてお茶用に保存する
- 葉っぱと花をそれぞれウォッカに浸ける
- 生の葉を料理に使う
- 外用として無水エタノールに浸ける
今回は、『生の葉を料理に使う』レシピのご紹介で、ドクダミ入りココナッツカレーです。
#スパイスアンバサダー レシピ
#ネクストフーディスト レシピ
ドクダミを生で食べるとどんな味?
ドクダミの葉っぱを生で食べるとどんな味でしょう?
実は、パクチーのような味です。なのでパクチー好きの人ならおススメです。(^-^)
ベトナム料理にもドクダミは使われているので、普通にフレッシュハーブとして使う感覚です。匂いに抵抗があって料理に入れるのが怖いと思う人も少なくないですが使ってみたらなんてことありません。パクチーしかり、ニラやニンニクだって、納豆だって結構匂いますよね。それと大佐ないです。
調理すると、ドクダミを触った時の強い匂いは消えてしまいます。ほんの少しパクチーのような良い風味が残る、食べた時はそんなイメージです。ちなみに乾燥したドクダミも匂いは消えます。
私たちは、小さな頃からドクダミは臭い雑草として育ってきたので、その固定観念はなかなか拭うことはできないかもしれませんが、ドクダミは十薬とも言われてさまざまな薬効がある生薬としても知られていますし、民間療法で日本でも使われていたのはご存知たと思います。
どんな作用があるかを調べたらたくさんのサイトが簡単に見つけられます。
ドクダミってかわいいよ
ほら、こんなにかわいいドクダミの花。ドクダミは全草使えるので花も楽しみます。匂いに惑わされないでちゃんと見てあげてくださいね。(^-^)
ドクダミの花をウォッカで浸けました。
花は摘むと色が変わりやすいので先に浸剤にします。葉っぱは少し乾燥させてから。もしくは独特の匂いのあるうちに浸剤にすると匂いの精油成分も閉じ込めることができます。
もちろん浸けたら匂いはなくなります。(^-^)
夏バテ対策ドクダミ入りココナッツカレー
さて、前置きが長くなりました、
ドクダミ入りココナッツカレーのレシピです。
材料は正直何でもいいんです。私は今回は野菜のみで作りましたが、味付けをひと工夫したら肉や魚介類を入れなくても深みが出てとても美味しいですよ。
材料 2人分
- 玉ねぎ 中2個
- にんにく 1片
- 三度豆 6本ほど
- じゃがいも 中1個
- ケチャップ 大さじ1
- カレー粉 大さじ1〜2
- GABANガラムマサラ 少々
- 塩 小さじ1
- ナンプラー 小さじ1
- シュリンプペースト(カピ)小さじ1/2
- ココナッツクリーム 大さじ3
- 水 200〜300ml
- ドクダミの葉 5、6枚
- 油 大さじ2
★手早く仕上げたいときはトマト缶よりもケチャップがおすすめです。
★カレー粉は市販のもので十分です。その場合はガラムマサラなどを加てもいいですね。
★シュリンプペースト(カピ)はネットで購入できます。スーパーはもちろんですが輸入食材店にも最近はあまり置いていないので。普段使いにも炒め物やチャーハンに私は必ず入れます!
作り方
- 玉ねぎは表面の皮を取り繊維に沿って細切りにする。三度豆は食べやすい大きさに切る。(筋があれば取る)ジャガイモは皮ごと薄切りにスライスする。(泥がついてたらもちろんよく洗ってから)
- フライパンに油をしいて、にんにくを炒めて香りがしてきたら、玉ねぎと三度豆とじゃがいもを加えてよく炒める。ケチャップとカレー粉、ガラムマサラを入れたら少し火を弱めて全体に絡める。ドクダミの葉っぱを適当にちぎって入れる。
- 味を見ながら塩、ナンプラー、シュリンプペーストを加えて水を入れ軽く炒め煮する。
- 最後にココナッツクリームを入れて全体に混ぜ合わせたら火を止めてできあがり。
スプーンに乗った黒っぽいのがドクダミです。↓
ドクダミ入りココナッツカレーの味の決め手は?
ズバリ!ナンプラーとシュリンプペーストです。ココナッツカレーにはよく入ってます。タイカレーや南インド風のカレーに入れると南国風のテイストに!そしてドクダミがその個性と合わさって食をそそります。
夏はやっぱりエスニックが恋しくなりますねぇ。さて、ドクダミ仕事残りは葉っぱの処理です。またご紹介しますね!
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