ハーブ&スパイスでナチュラル生活

ハーブやスパイスが食材と出逢ったときに魔法がかかる。キッチンで五感が満たされる旅へ。「料理はもっと自由にもっと楽しく」世界の食文化とその向こう側にある人や歴史に思いを馳せながら...

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美味しい米麹甘酒で作る小かぶのカクテキキムチ

定期購入している自然栽培農家さんから、カブがたくさん届くので、今回も作り置きしている米麹甘酒でカクテキキムチ。これがやみつき!ちょうどいい辛さの塩梅で止まらない美味しさ。

 

もくじ

 

 

自然栽培・無農薬だからこその良さを利用

自然栽培の採れたて野菜は安心安全でとっても嬉しいのだけど、季節に合わせた自然な収穫だからこそのあるあるでどうしても偏りがち。いくら料理を変えても同じ食材が続くとさすがに飽きてくる。

そんなときに、一気に使えるのはやはり保存もの。お漬物、ペースト、ピクルスなど。特に無農薬の野菜なら、火を使わないこれらの方法はかえって嬉しい。

 

 

米麹甘酒で作るカクテキキムチ

 

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材料

  • 小かぶ 5個 約600g(葉を取ったもの)
  • 塩 小さじ2
  • 酢 小さじ2
  • 米麹甘酒 大さじ4  ※
  • 韓国唐辛子粉 粗挽き 大さじ1
  • にんにく すりおろし 小さじ1〜2
  • 乾燥あみ海老 小さじ1

※ 米麹甘酒の作り方は下に記載

 

作り方

  1. 小かぶは皮をむいて食べやすい大きさに切り、ボウルに入て塩を振って軽く揉んでおく。
  2. 米麹甘酒の粒を、マッシャーかハンドミキサーで軽くつぶしておく。

★そのまま粒状で使っても良いが、つぶしたほうが野菜により絡みやすい。

 

  3.   乾燥あみ海老はミルサーで粉末にする。

★ミルサーがなければ包丁でみじん切りに。

 

  4.   1に、2.3.とその他の材料を入れ混ぜ合わせる。

  5.   保存用容器に移して表面にラップをかけて手で軽く押して密着させてから、容器の蓋を閉めて冷蔵庫で保存する。

 

 

2、3日後、キムチのもとが、クリーミーでよりまろやかな色になって美味しい!

 

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炊飯器で作る米麹甘酒の作り方

こちらもまた作り置きしている米麹のみで作る、米麹甘酒。アルコール分なし。炊飯器て作るレシピを活用。

 

 

この米麹甘酒は料理の甘味にも使うし、お菓子作りやヨーグルトにも。そして!手作りキムチのもとを作るのにもなくてはならない。

 

 

材料

  • 生米麹 500g
  • お湯(60度) 500〜600cc

 

 

作り方

  1. 炊飯器の釜に生米麹を入れる。固まりは手で丁寧にほぐしながら一粒ずつパラパラの状態にしておく。
  2. 1に60度のお湯を注いで米粒全体に染み渡らせておく。
  3. 炊飯器の保温スイッチを入れて、ふきんを釜の上にかぶせ蓋を半開きの状態に固定して8時間保温状態を保つ。(私は炊飯器の取っ手を手前に回し下ろして蓋を固定しています)甘い香りがしてとろみが出ていたら出来上がり。
  4. 容器に移して冷蔵庫で保存。

 

 

米麹甘酒の出来上がりが茶色くなるのは?

 

出来上がった米麹甘酒は、少し茶色くなります。これは、メイラード反応といって、糖とアミノ酸が加温されることで反応した、いわば、天然の旨み成分。そして、甘くてキャラメルのような米麹甘酒独特の香気成分でもあります。

炊飯器の保温温度60度〜72度(メーカーによって多少差がある)によって出来るものです。さらに蓋を少し開けているので、もう少し保温温度は低くなりますね。色が気になる場合は、途中、炊飯器の中の様子を見ながら、少し早めに保温スイッチを切って保存容器に移してください。