スパイスを使った冬のドリンクの定番、ホットアップルサイダー。アメリカでは秋になると子供と一緒に家族でりんご狩りを楽しむ家庭も多くて、この時期になると、アップルパイやりんごジャム、また、ホットアップルサイダーを作ったりと、冬のホットドリンクとして欠かせない飲み物のひとつです。リンゴとスパイスの香りが広がる部屋には、クリスマスの飾り付けがある、そんなちょっぴりウキウキする季節にぴったり、心も身体も温まるドリンクはとっても簡単!ぜひ日本でもリンゴの季節に定番として取り入れてみたいですね。
もくじ
ホットアップルサイダーって炭酸なの?
ホットアップルサイダーとは、温かいリンゴ果汁の飲み物です。サイダーといっても、日本で言う、炭酸飲料のサイダーではありません。 アメリカでは、リンゴジュースのことをサイダー(cider)といいます。日本で呼ばれている炭酸飲料のサイダーも、もともとは、リンゴ酒(cider)が語源ということなのですが、お酒でもなく、スパイスの入ったリンゴジュースってとこですね。
材料
(2人分)
- A)りんご 半分
- A) みかん小 2個(今回は早生みかんを使用)
- A) 青柚子 1/4(あればいいけど、なくてもいい)
- A) レモンスライス 2枚
- A) 土生姜 1センチの角切りぐらい
- A) 水 500ml
- シナモン 1〜2本(パウダーなら小さじ1)
- クローブ 3〜5個ほど(パウダーならひとつまみ)
- ナツメグ 少々
- はちみつ 大さじ2
今回は、青い柚子をいただいたので、日本らしい香りも入れたくて使ってみましたが、なくてもぜんぜん大丈夫です。
スパイス類。左から、ナツメグパウダー、シナモンパウダー、上はクローブパウダー(自宅でミルでグラインドしたもの)、下は土生姜、クローブのホール。
作り方
- A)の果物を適当な大きさに切って、水と一緒に鍋に入れて、中強火程度で煮詰める。
- 果物の色が変わってきたらスパイス類を入れて弱火でさらに10分ほど煮詰める。水分が少なくなってきたら足す。
- マッシャーで柔らかくなった果物を鍋の中で押しつぶしてペーストに近い状態になったら火を止める。
- 3をざるで越して、ジュースを鍋に戻したら、熱いうちに蜂蜜を加えてゆっくりかき混ぜてから、グラスに注ぐ。
りんごと柑橘類を煮詰めると、部屋中に良い香が広がります。これだけで幸せな気分♪
ナツメグはパウダーが手に入りやすいですが、ナツメグのホールがあったので擦って入れました。
ナツメグのホールはなかなかみかけないけれど、もし手に入ったら、こうやって擦って使います。ホールだと擦ったときの香りがすごくいいですし、長持ちします。
越したカスはコンポストへ。
シナモンスティックをさして、リンゴのスライスを入れてみました。浮いてるハーブはエリカ(ヒース、ヘザーともいう)です。ちょっとテンションあがるピンク色をアクセントに入れました。これらは、お好みで自由に楽しんでみてくださいね。
香りがもたらす体への作用
リンゴやオレンジは体を温める作用もあります。そこにスパイスをプラスすることで相乗効果抜群!寒くなると交感神経が優位になりがち。リンゴやオレンジはスパイスとの香りの相性もいいので、副交感神経優位にしてくれて、体全体の血流もよくなるので、冬にはオススメのドリンクですね。
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