自分好みにスパイスをミックスして、今回はアメリカ南部の『ケイジャンミックス(ケイジャンシーズニング)』のスパイスブレンドを作りましょう。今回は、豚バラブロックを使った『ケイジャンポーク』のレシピのご紹介です。
豚バラブロックに味を染み込ませたら、オーブンで焼くだけの簡単レシピです。パーティー料理にもおすすめです。
#スパイスアンバサダー レシピ
もくじ
ケイジャン料理とは
ケイジャン料理とは、アメリカ南部のルイジアナ州の郷土料理。もともとは、カナダ南東部の旧フランス植民地からルイジアナに移住してきたフランス人のことをケイジャンと呼ぶのだそうですが、今ではケイジャン料理は、アメリカの代表的な料理のひとつとして知られていますよね。
ケイジャンミックス(ケイジャンシーズニング)は、チリパウダーのブレンドと似ているようだけど、少し違います。どこが違うかもレシピでご説明しますね。
材料 2〜3人分
- 豚バラブロック 500g
- 玉ねぎ 1/2
- りんご 1/2
- にんにく 1片
スパイス
- パプリカ 大さじ1
- クミン 大さじ1
- オレガノ 大さじ1/2
- レッドペッパー 大さじ1/2
- タイム 大さじ1/2
- セロリシード 大さじ1/3
- 天然塩 小さじ2
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
- スパイスと天然塩をボウルに入れてよく混ぜ合わせる。
今回、スパイスアンバサダーのモニターとして使わせていただいたのは、オレガノ、レッドペッパー、パプリカ、クミンです。
- 玉ねぎ、りんご、にんにくをすりおろして、1のボウルに加えて全体をよく混ぜ合わせてケイジャンタレを作る。
- 豚バラブロックに火が通りやすいように串で数カ所刺してから、2を全体に絡める。脂身を下にして平らなバットに入れてラップをかけ、3時間ほど冷蔵庫で味を染み込ませる。
- その間に時間を見てオーブンを200度に予熱しておく。
- オーブン皿にアルミホイルをしいて、豚バラブロックを、脂身面を上にして、ケイジャンタレごと入れる。付け合わせの野菜にも残ったケイジャンタレを絡めて一緒にオーブン皿に並べて、オリーブオイルをまわしかけ、40分ほど焼く。オーブンによって焼き加減に差があるので、途中、必ず様子を見ること。
- 焼きあがったら、大皿に移して、付け合わせ野菜も添えて、タレも上からかけてサーブして切り分けていただく。
味が染みて脂身もさっぱりと美味しい!
今回のレシピは、オリジナルのケイジャンミックスに、りんごと玉ねぎのすりおろしを加えることが大切なポイント。野菜や果物のうまみと酵素が、豚バラブロックに染み込んで、柔らかく美味しくなります。りんごと玉ねぎも豚肉との相性も抜群。不思議なぐらい脂身のしつこさがなく、本当にさっぱりといただけます。
チリパウダーとケイジャンミックスの違いは?
チリパウダーとケイジャンミックス(ケイジャンシーズニング)って、ほとんど似てるブレンドですよね。実は、市販されているケイジャンミックス、またはケイジャンシーズニングでも、メーカーによっての違いがありますし、また、家庭のブレンドとしても、好みで違いがあります。
なので、市販のチリパウダーに、さらにクミンやオレガノ、またはタイムなどをプラスしてもいいですが、一番の味の決め手は、セロリシードです。セロリ臭が苦手な人は使わなくても問題なしですが、ケイジャン料理にはセロリも使われることが多くて、ガンボなどの煮込み料理や、ジャンバラヤなどのフライドライスにほんの少し入れるだけで美味しさが違ってきます!
セロリシードは、ケイジャン料理だけでなく、スープやチャーハンや、炒め物に入れると旨味が出てワンランクアップの料理になるので、料理にこだわる方ならおすすめのスパイスのひとつです。
ただし!セロリシードを使う場合には毎回お伝えしていますが、量はかなり少なめに。香りが強いハーブやスパイスは、まず、少なめで使うのが美味しく長く使いこなすコツです。セロリは駆風作用があるので、食後お腹にガスがたまりにくくなるので、特に今回のように、ボリュームのある豚バラの料理にはいいですね。
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『世界のパーティーメニュー/アメリカ大陸編/北米・中米・南米』
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