スロージューサーの搾りかすで作った、人参とビーツのりんご風味の寒天ゼリーを作ってみました。
★これはスロージューサーを作ったあとの野菜の搾かすを使ったかなりニッチなレシピですが、同じ野菜をミキサーやハンドブレンダーを使って作ることもできます。
道の駅にビーツが売ってあったので、いつもの人参とりんごのコンビにビーツをプラスするパワージュース。ビーツはやっぱりパワフル!そのあとの搾かすを全部使って寒天ゼリーにしてみました。
もくじ
今日の記事のタイトルは寒天ゼリーのほうですが、その前に搾かすがありき!なのでそのジュースのレシピを。
①人参とビーツとりんごのジュース
材料 150ml 約2人分
- 人参 2本
- ビーツ 小1個
- りんご 1個
- レモン汁 適量
作り方
野菜を綺麗に洗ったら適当な大きさに切り、スロージューサーで、人参、ビーツ、りんごの順に入れていきます。最後にレモン汁を適量加えます。
いつものように美味しくいただきましたよ^_^
野菜の搾りかすはデリケート
野菜の搾りかすは細かい分、空気に触れる面が多いので酸化防止のために、すぐに塩、レモン汁、お酢のうちどれかを振りかけて全体に混ぜておくのがおススメです。どれを使うかはあとの調理法で味に影響ないものがよいでしょう。(塩、レモン汁は材料の分量外)
すぐに使わない場合は、空気が入らないようにラップかビニール袋にしっかり包んで冷凍庫に入れて出来るだけ早めに使いましょう。
そして、今日のメインです。
②人参とビーツの真っ赤な寒天ゼリーりんご風味
人参の搾りかすがたくさん。そこにビーツの赤がすこーしと、りんごの皮がヒラヒラと。
りんごの搾りかすはほんのわずかでしたが、煮詰めることで、りんごジャムのような香りがふわぁっとしてきました。味にもりんごの風味が出ていましたよ。りんごパワーすごいなぁ!
庭からはスペアミントとワイルドストロベリーが参加♪トッピングの飾りに役立ってくれました( ´ ▽ ` )
材料
- ①のジュースでできた野菜の搾かすすべて
- 水 適量(搾かすを鍋に入れてひたひたになる量)
- 塩 ひとつまみ
- 粉寒天 小さじ2
- レモン汁 小さじ1/2
- はちみつ 大さじ2
- スペアミント(好みのトッピングで)
- ワイルドストロベリー(好みのトッピングで)
作り方
- 野菜の搾かすを鍋に入れ、水を搾かすが全て浸かるようにひたひたに入れる。
- 中火で20分ほど煮る。様子を見ながら、水分が少なくなりすぎないように、水を少し足して、とろみがある状態に保つ。
- とろみがついたら火を止めて、少しさましてからハンドブレンダーを鍋に入れて野菜の形がなくなるまで回す。(野菜のくずが完全になくなってとろとろになるまで)
- 火を弱火にして、粉寒天を少しずつ入れていく。(一度に入れるとダマになる)
- 粉寒天が完全に溶けたら、レモン汁、はちみつを入れ、塩は味をみながら入れて火を止める。
- 容器に移して 冷蔵庫で2時間ほど冷やすと固まる。スペアミントとワイルドストロベリーを飾る。
ハンドブレンダーでトロトロになるまで。
キメが細かく口当たりもなめらか。
はちみつをプラス!
よくかき混ぜます。
容器に小分けにして冷蔵庫に2時間。
丁寧にひっくり返して器に盛り付けてね。
スロージューサーを使わない作り方
①のスロージューサーで使った野菜をカットして蒸したあと、ミキサーまたはハンドブレンダー、なければ裏ごしすれば、②の作り方の3までができあがります。あとは同じように鍋に移して作ってみてくださいね。
こんなふうに、粉寒天で固めなくてもトロリとしたデザートとしていただけます。これを凍らせたらシャーベットのようになって夏には良さそうですね。冷凍のブルーベリーも添えてみました。
ビーツについて
『飲む血液』と言われ、抗酸化作用が高く、スーパーフードとしても人気が出てきているビーツについて。
- 名称:ビーツ
- 別名:テーブルビート、カエンサ、(火焔菜)、ビート
- 学名:Beta vulgaris
- 科名:ヒユ科フダンソウ属
- 原産地:地中海沿岸
- 旬の時期:6月〜7月、11月頃
何と言ってもこの赤い色が特徴。中まで真っ赤です。生で食べると、ビーツ特有の甘さの中に土っぽい香りが少しあり私はそれが好みなんです。火を通すと土っぽさはなくなり甘みが強くなります。なので、デザート作りなどにもこの甘さを利用するといいですよね。色も綺麗だし!
一見、カブの仲間のように見えますが、ヒユ科(旧アカザ科) なので、ほうれん草と同じ仲間で、ビーツにも鉄分も豊富に含まれています。
ロシアのボルシチなどが有名ですが、インドでもよく使われています。特に南インド料理ですね。
近頃はスーパーフードとして人気のようですが、ヨーロッパでは古くから食用として、また発熱や便秘の特効薬として使われていたり、中世の時代にはすでに栽培がはじまっていたと言われています。
使う時に注意点としては、赤色を活かした料理をイメージして使うことが好ましいですね。
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